双極性障害と生きる

とりあえず今日生きてみる。できたら明日も生きてみる。

フィギュアスケート高橋大輔さん現役復帰のニュースに思う。

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フィギュア 高橋大輔さん 現役復帰へ「自分のためだけに」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180701/k10011503801000.html
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フィギュアスケート高橋大輔さんが現役復帰する、というニュース。
オリンピックや世界選手権の解説などで選手を身近に見て、触発された部分があるのかな、と思いました。

私はその境地に至ったことはないけれど、
現役で活動することでしか見えない、
トップ選手であり続けることでしか得られない、
経験、目標達成、満足、不満足、挫折、失意…そういった世界があると思います。

その世界でまだまだもう一度、燃え尽きるまで、やりきりたい!という思いが芽生えた高橋さんを素直に応援したい気持ちです。


一方で、その動機はどこまで深くて、どこまで将来を見通したものなのかも気になります。

私が偉そうに想像することじゃないのかもしれないけれど、一旦引退して出会った「社会人」「仕事」の世界。
スポーツと違って、「仕事」における成功や達成感というのは一筋縄で得られるものではなく、もっと複雑で、粘り強く長く追い求めていかなければいけない部分があると思います。
そこに対する葛藤のようなものから(本人が意識していないにしろ)逃れる(といったら申し訳ないけれど)1つの手段としての復帰なのだとしたら、もしかしたらそれは、今、別のことに取り組むことで得られる成長の可能性からかえって自分を遠ざけてしまう選択になるかもしれません。

それをどこまで想像しているか。

究極的には自分自身が「これだ」、「これで行くんだ」、という納得があればいいのだけれど、
より深いレベルで納得できているのか、インタビューしたメディアも、「復帰ですか、すごいですね」ちゃんちゃん、って終えるんじゃなくて、
例えば
「どういうビジョンなんですか」
「何を目指し、今後のプランは」
とか、彼の考えを引き出す手助けをしてあげてほしいよなって思いました。


良い方向に行くといいな。